慢性疲労を解消し疲れにくい身体にするには自律神経の安定が重要
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自律神経
2018.12.23
家事や仕事の疲れが全く取れずいつも疲れていて慢性疲労だなと感じることがある。
という方は結構多くいらっしゃいます。
ここのところこのような症状でお悩みではないですか?
・夜中々寝つけない
・最近、朝スッキリ起きれて事がない
・朝起きても疲れが取れていない感がある
・全身に倦怠感がある
・お腹がすくことはなく食欲不振
・しょっちゅう頭痛がある
・イライラして集中力がない
・駅の階段を上るとすぐに息切れして疲れてしまう
このような症状がいくつもあるようでしたら、
それは自律神経のバランスが大きく崩れていると思われます。
この自律神経のバランスを整えると慢性疲労が解消され疲れにくい体に変化します。
薬も使わずそんな夢のような事があるの?
と思わるかもしれませんね。
では、自律神経がどのような働きをしているかについてご説明しましょう。
まず私たちの身体がどのような神経に支配されているかですが、
脳-中枢神経-末梢神経-・体制神経(知覚神経、運動神経)
・自律神経(交感神経、副交感神経)
このように最終的に
・体制神経:自分がコントロールできる神経
・自律神経:自分ではコントロールしにくい神経
に分かれます。
ここに有る「自律神経」が慢性疲労と深く関係がありこの「自律神経」を安定させることで慢性疲労が解消し疲れにくい身体になることができます。
「自律神経」は自律している神経、
つまり私たちが生きていくために生命をその環境に重農させ維持させる役割があります。
例えば、
・生きている間は心臓を動かす
・食べたものを消化吸収させるために内臓をコントロールする
・外気温度に合わせて血圧をコントロールする
・汗を出したり、鳥肌を立たせて体温をコントロールさせる
・排尿・排便を促す
まだまだその働きはありますが、ひとことで言えばこの神経は本能に近い働きをするので意識して自分が直接自律神経をコントロールすることは困難です。
では、「自律神経」と「慢性疲労」との関係はどうなっているのでしょう。
まず、「自律神経」は、交感神経と副交感神経で成り立っています。
・交感神経は私たちをアクティブにさせる働きがあります。
例えば、
スポーツや仕事、学業などをやる気にさせるために集中力を高めたり、「今自分が置かれているあらゆる環境に身体を順応させます。」
この時は、血圧や体温を上昇させたり、消化吸収を抑えます。
・副交感神経は私たちの身体を休息させる働きがあります。
例えば、
スポーツや仕事、学業の後は体力が少なくなっているので体を休息させ体力を回復させるために睡眠の状態になります。
この時は、血圧や体温は下がり、消化吸収が促進します。
「交感神経」と「副交感神経」の働きを一部だけですが分かり易く説明いたしました。
このように「交感神経」と「副交感神経」は相反する働きをすることで私たちの生命維持を行っています。
自律神経は本当に有難い働きをするのね!
と安心してはいけません。
ここで重要なのは、
「今自分が置かれているあらゆる環境に身体を順応させます。」
と言う働きについてです。
この働きは、一つは自然環境に体を順応させることです。
例えば、
・暑い夏は放っておくと体温がどんどん上昇して生命の危険が生じるので汗をかかせることで体温を下げます。
・寒い冬は放っておくと体温がどんどん低下して生命の危険が生じるので鳥肌を立たせて体温を奪われることを抑えます。
このような時に、
・夏は暑いのでエアコンで室内を冷やし涼しく過ごしていると一見気持ちよく思えますが、
汗をかくこともなく更に寒い思いをするほど身体を冷やしてしまうと部屋から外へ出たときの暑さに体をまた順応させようと自律神経が身体をフル回転させます。
このような事を夏の間60~90日行っていたら身体の体力は夜寝ても回復せず常に疲労が残り蓄積されます。
・寒い冬も同様ですね!
もう一つの働きは、スポーツや仕事、学業における時間と休息時間のバランス、そして姿勢の問題です。
・スポーツは、
特定の筋肉を非常に使います、
また身体を左右対称に使うスポーツはほとんどないので身体の片方だけが非常に発達します。
そしてスポーツをする方々のほとんどがスポーツ後の身体のメンテナンスをしていません。
つまり、使いすぎた筋肉に疲労が蓄積されたままになっています。
・仕事は、
ストレスが非常に多いのでストレスが多いと体中の血行が悪くなり新陳代謝が滞り疲労物質が排除されにくくなります。
・学業は、
特に座っている時の姿勢が悪く前かがみになり何時間も勉強することがありますが、その姿勢を保つために肩や背中の筋肉は1日中身体を支える事になります。
この状態はスポーツと同じように筋肉の使いすぎで筋肉に疲労が蓄積されたままになっています。
自律神経の一部の働きをご紹介しましたが、
まとめると、
自律神経は、ある特定の事を長時間やり続けると左右対称、上下のバランスが良い身体からバランスの悪い体に変化させてしまうことをしてしまいます。
ですから、外見上は猫背やO脚の身体になったり更には頭痛や肩こり、腰痛、坐骨神経痛、膝痛、さらには自律神経失調症など身体の不調を訴える原因を作ってしまうこともあります。
では、本題である
「慢性疲労を解消し疲れにくい身体にするには自律神経の安定が重要」
を実現させるにはどのような事に注意して、何を実行すればいいのでしょう。
今までご説明したように毎日の疲労が積もると慢性疲労となり、
しいては「自律神経の働きを不安定にさせる」訳なので「毎日の疲労を溜めない」ことが重要であることが答えになります。
「では毎日の疲労を溜めないには」
若い時は筋肉量も多く柔らかい身体なので新陳代謝が多いので津殻が溜まりにくいですが、
年を重ねるごとに筋肉量は減り、逆に体重は増える傾向です。
つまり、少ない筋肉で重いものを動かすことになるので疲れはたまりやすくなり、
それに加え社会的責任も増えるので精神的ストレスも多くなり身体は慢性疲労状態なり易くなります。
その解決策は、よく言われる
1 規則正しい生活
2 3食の栄養を考えた食事
3 バスタブでの入浴
4 週末の適度な運動
を心がける事がまず重要です。
それに加えて、もうすでに慢性疲労で体調がすぐれない方は病院や治療院で身体を回復させるとともに日常生活の改善をアドバイスを受ける事が一番の近道だと思います。
ただ、サプリメントや病院での疲労回復剤、整体だけをするのは一時しのぎになってしまいまたすぐに元に戻ってしまいます。
必ず日常生活の改善もセットで指導して頂ける事が重要でしょう。
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