痛みとはなんなんだろう
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痛み・シビレ
2014.02.07
痛みとは、どういう事なんでしょう? (ここで言う痛みは、内科的・外科的症状は含まれません)
その前に筋肉について簡単に説明しておきます。
筋肉の構造ですが、
筋肉は筋原線維という微細な繊維が束になり筋繊維を構成し、筋繊維が束になり筋束を構成しそれが更に束になり両側に腱を有し、その腱が骨格と一体になっています。
そして、それぞれに繊維は筋膜に覆われていて各繊維を保護しています。
この両脇の骨格を含んだ状態を筋骨格と医学的には称します。
次に筋肉の性質について、
筋肉には必ず拮抗する筋肉が存在し、自らを縮ませる事によりその性質を生かします。
たとえば、力コブの出来るこの上腕二頭筋が縮む事で腕を曲げる事が出来、腕を伸ばすときは反対側の上腕三頭筋が縮みます、重要なのは腕を伸ばすときは上腕二頭筋は自ら伸びるのではなく上腕三頭筋により伸ばされると言う事です。
つまり、筋肉は縮むことが仕事であり自ら伸びる事はないのです。
このことが理解できると痛みについての理解がし易くなります。
肩こり、背中痛、腰痛の大きな原因は、長時間同じ姿勢になることが習慣となっている時に発症します。
または、瞬間的に大きな力が働いたときに発症します。
これはどちらも筋肉が縮まりその状態を保持しようとしている事を示しています。
筋肉が常時縮まっていると、右図の動脈・静脈・毛細血管(図には書かれていない)・リンパ線(図には書かれていない)等が圧迫され流れが悪くなります。
つまり血流が悪い、と言われるのはこの事です。
血流が悪いと何が起こるのでしょう。
動脈は私たちが生きる為細胞に酸素と栄養を補給し、静脈とリンパ液は細胞活動後の老廃物を心臓へ運びこみ、心臓で再度浄化し再び栄養と酸素を補給し動脈で身体全体に送り込まれます。
筋肉内でこの血流が悪くなると栄養と酸素が運び込まれにくくなり、更に老廃物が溜まってしまいます。
この状態があまりにも続くと脳が痛みとして注意信号を発しその結果私たちは、肩がコル、背中が痛い、腰が痛いと症状を感じることになります。
このように痛みとは脳が血流が悪くなってい
る場所を痛みとしてアラームを出して私た
ちに気付くようにしてくれているのです
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