肩こりが飲み薬で本当に治るのか？

身体の特定の部分の痛みに対して飲み薬がありますが、私なりの考え方をお知らせします。

肩こりを解消するために飲み薬がありますが、なぜ薬で肩こりが治るのか？

肩こりの主な原因は、

頚部周囲の筋群が持続的に収縮したり伸張されたりすることで起こる血行の低下や、

筋の持続的な収縮により発生した代謝物質が蓄積して神経を刺激すること、

筋により神経が絞扼されたりすることなどが考えられます。

人間は二足歩行であるため常に両腕を胸郭からつるした状態になっており、

さらには重量が5Kgある頭部を主に筋が支えています。

この時、主に胸郭から頭部に走行している筋である上部僧帽筋や菱形筋、肩甲挙筋が頭部を支える筋としては考えられますが、

肩こりを感じる場合の多くがこれらの筋が日常生活の何らかの影響で固くなる血行障害です。

また、血行障害は肩こりだけでなく腰痛や膝痛にも影響を及ぼします。

つまり、飲み薬で血行が良くなるのであれば肩こりでなくほかの部分の違和感や痛みもなくなるはずです。

テレビなどで、腰痛やひざ痛、肩こりに効く飲み薬のコマーシャルをやっていますが、

薬を飲んで、どうしてその部位だけに効果があるのでしょう？

私はいつも不思議に感じています。

皆さんはどうお考えですか？

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