腰痛の痛みに慣れてしまう危険性

腰痛の痛みは、最初は気が付かない程度ですがその後少しづつ痛みが強くなっていきます。

ギックリ腰のように急に痛くなれば、これはまずいと思いますが、慢性腰痛のように重だるいから始まる症状は毎日のことなのでその後に来る痛みは日常化してしまいます。

これがとても怖いことなんです。

少しづつ痛みが増してくると、また今日もこの痛みなんだと当たり前のように思ってしまいます。

ある患者さんとの会話です。

腰痛の経過をじっくり聞くと一番怖いことが当たり前のようになっている事に驚きます。

「いつからこのように痛い腰痛が出ていますか？」

「先月からです」

「その前は？」

「３年前くらいから何回かギックリ腰をやっていて、休んでいるよ良くなるので病院にもいかず・・・」

痛みに慣れていて本当の痛さが分かっていないなぁ～

「では、朝起きると腰が痛いでしょ」

「はい、でも少し動けば何とかなります」

皆さんもこんな腰痛になっていませんか？

このような会話がとても多いです。

腰痛の痛みに慣れてしまい少しの痛みは無くならないと諦めているんですね。

これが一番怖いんです。

少しずつ痛みが増してきても痛みに慣れる身体になっているので治そうと思わないんです。

そして、痛みを諦めると共にそれまでやっていた趣味やスポーツも諦めているんですね。

自分のやりたいことを諦めなければならないなんて寂しい事ではありませんか。

腰痛はしっかり治してくださいね！

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